実験的作品

ローマ人の物語 (24) 賢帝の世紀(上) (新潮文庫)

ローマ人の物語 (24) 賢帝の世紀(上) (新潮文庫)

ローマ人の物語 (25) 賢帝の世紀(中) (新潮文庫)

ローマ人の物語 (25) 賢帝の世紀(中) (新潮文庫)

ローマ人の物語 (26) 賢帝の世紀(下) (新潮文庫)

ローマ人の物語 (26) 賢帝の世紀(下) (新潮文庫)

トライアヌストライアヌスらしく生真面目に、真正面から。
ハドリアヌスハドリアヌスらしく、支離滅裂に、しかしながら一貫して。
アントニヌス・ピウスはピウスらしく、慈悲深く、優しさに満ちながら書かれた作品。
面白いかと問われれば、読みにくいと答えます。
もしかしたら、この物語はカエサルが死んだときに終えるべきだったのかもしれません。