イラク問題のアメリカ国内の動き

http://cnn.co.jp/usa/CNN200612070004.html
くわしくはリンク先を見ていただくとして

報告書は米軍のイラク撤退期限を具体的に提示していない一方、「米国が無期限にイラクへの大規模部隊展開を継続してはならない」としている。ブッシュ大統領は報告書を受け取った後、「全ての提案を真摯(しんし)に検討し、タイミング良く行動する」とコメントするとともに、イラク政策での歩み寄りを米議会に促す姿勢を表明した。


内容にも説得力があるのは、理由を客観的に説明しかつ内容が具体的であるからでしょう。自分の意見を相手に押し付けるのではなく、あくまで選択肢の一つを用意するというスタンスなのが好印象です。


イラクからはすみやかに手を引くべきだと思う私としては、渡りに船の報告書です。
むろん、アメリカ軍の駐留部隊削減分を日本が自衛隊を増派して補うべき、という考え方もあるかと思いますが、そこまで忠節を尽くしても、喜んでくれるのはアメリカというよりはブッシュ大統領個人のような気がしてなりません。


米英首脳は一定の評価をしているようですし、そこに日本も加えてもらって具体的な撤退プランを作成する方向で動くべきだと思いますね。