戦争のつくりかた

戦争のつくりかた

戦争のつくりかた

ウェブ上で読んでみてびっくりしました。いやはやとんでもない良書です。
この本に書いてある戦争のつくりかたは正しいと確信を持っていえます。ややヒステリックにすぎるところも無きにしも非ずかなとは思いましたが、それでもこのような制度を持つ国家は理想的であると思いました。

驚いたのは、これが日本という国家の現状だということです。憲法を改正し、法律を整備すれば日本でも合法的にここまで出来るということなのです。

この本は反戦の本であると認識して出版され読まれ反響を呼んでいるようですが、それはこの本の一面にすぎない。憲法第9条を改正したい人もそうでない人も、一度その考えは脇において「今の日本が持てる力をいかに効率よく運用するか」という観点からこの本を読んでみることをお勧めします。