中村豊選手引退

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071023-00000013-dal-base

今季で現役を退く阪神中村豊外野手(34)の2軍守備走塁コーチ就任会見が22日、西宮市内の球団事務所で行われた。球団旗の前で会見に臨んだ中村新コーチは「一人でも多く、いい選手を送り出したい」と、指導者としての第一声を発した。
 今季は開幕1軍を果たしたが、右ひじの状態が思わしくなく、6月には右ひじ遊離軟骨を除去手術。その後も懸命のリハビリを経て復帰し、現役へのこだわりを見せた。シーズン途中でのコーチ就任要請には悩んだが「野球を始めたきっかけが阪神。タイガースが好きだったんで、ここでユニホームを脱げるのも運命かなと」と受諾の心情を明かした。
 中村豊といえば05年9月7日、中日戦(ナゴヤD)でのミラクル決勝弾が忘れ得ないシーンだ。「あの本塁打で現役が延びたようなもの」と振り返るが、最高の瞬間は「2度の優勝の瞬間」。現役を振り返り「けがもあったけど、大歓声の中でプレーできて幸せでした。100点だと思う」と笑顔を見せた。
 これからは選手指導が仕事になる。若手の印象を「疲れているように見える」と苦笑するが、持ち前の明るい性格で選手を鼓舞していくつもりだ。

ありがとう、ご苦労様、これからもよろしく!
あのホームランは歴史に残る一発でした。